2014年8月25日月曜日

地中海からの美しいコレクションその2

まだまだ続く厳しい残暑
めげずにがんばっていらっしゃいますか?

世間の皆様がそれぞれに楽しく夏休みを送っていらっしゃる中
娘さんを実家で2週間程預かってくれることになった親友と
その間に色々楽しんじゃおう~♪と密かに計画していた私達は
お互いひどい夏風邪を引いてしまいダウン!
せっかくの計画が遂行不可となってしまい
それぞれ家で大人しく回復を待つ結果となってしまいました(涙)

そんなわけで前回、ご紹介させて頂いたバレエリュス展にも
やっと行ってこれた!という感じ

さて、そんな私達とは対照的に、エルバ島周辺を
友人達とのクルージングヴァカンツァを満喫~♪の
ミルコのブランドGalerie Leriqueから
お約束通り、私がオーダーした新作ネックレスをご紹介したいと思います!


























                Galerie LeriqueデザイナーMiirko Tomei


いや~しかし実際、イタリア人のヴァカンツァというのは
多くの日本人の方から見ると、胸を掻きむしりたくなる程の羨ましさ(だと思う)

長いお休み期間は完全なるオフモード!
仕事のことなんて、これっぽっちも頭にはなく、というより
ヴァカンツァ前のイタリア人とは、重要な仕事はしない方がいい!といわれる程
彼ら人生の中でも、最も情熱をかたむける最大のお楽しみ❤

サッカー選手だってそれは同じ!とばかりに
8月の本格的なヴァカンツァ直前に行われるサッカーヨーロッパカップで
イタリアチームがイマイチなのは、最大のお楽しみ前
それこそ怪我でもしたら、大事なヴァカンツァがおじゃんになってしまうから・・・
と、まことしやかに噂される程(ホント??(^^))

地中海クルージングのヴァカンツァを、それはそれは楽しみにしていたミルコも
現在はヴィアレッジョに戻り、残りのヴァカンツァを友人達と
ゆったりのんびり満喫中のようです

た~っぷりと休んで遊んで日焼けした後は
リフレッシュした身体と心で、また素晴らしいコレクションを
生み出してくれることでしょう


まずは写真を見た時から一目惚れ❤
絶対にオーダーしよう!と心に決めていた純白のレースが美しく
可憐なブルーのバラ一輪がポイント





















そしてフォルムは似ていますが
洗練されたカラーコンビネーションがとてもイタリアらしい1本






 
いつも思うのは、イタリアをはじめとするヨーロッパには
絶妙で微妙なカラーヴァリエーションが本当に豊富!
 
ピンク系にしても、イエロー系にしても、決して下品ではない
はっ!!っとするような美しいカラーが沢山揃っている
 
もうこれは生まれ持ったセンスとしか言いようがないのだけれど
ヴィアレッジョのような小さな町の小さなお店にも
こういうカラー、日本にもあったらいいのに・・・と
思うようなヴァリエーションが豊富に揃えられ
例えお店になかったとしても、リクエストが可能という羨ましさ
 
実際、以前、ミルコから譲ってもらったクチュールラインに装飾されていた
フェザーが身に着ける度に少なくなってしまい
同じようなカラーフェザーを日本で探したけれど
結局出会うことが出来なかった、という残念なことがありました
 
そのフェザーはほのかな色気を漂わせるサーモンピンクのオーストリッチでしたが
日本のお店で取り扱っているのは、濃いか薄いかのピンクのみ
それもオーストリッチとなると、はっきりくっきりとしたカラーのみで
繊細とかニュアンスとかという表現からは程遠い存在
 
私にしてみれば、イタリア人のヴァカンツァよりも
こっちのほうが胸を掻きむしりたくなる程羨ましいわ(苦笑)
 
さて、お話をネックレスに戻すと・・・
私がオーダーしたネックレスは合計4本!
そのうちの1本は友人の為に私の独断でセレクトしたもの
それがコチラ
 
 

 
 
柔らかな紫のカラーがベースのこちらのコレクションは
様々な大きさ、形の紫のスワロが配され上品で華やかな1本に
勿論!友人が即気にってくれたのは言うまでもありません(^^)

そして・・・
最後にご紹介させて頂くのはコチラ






























本当にどれも、ため息の出るようなコレクションでしょ?






















































 

2014年8月21日木曜日

時代を舞った珠玉のコスチューム

昨日、親友と2人、六本木にある国立新美術館で開催中の
バレエリュス展に行ってきました




数か月前の告知時から「絶対に行きたいね!」と話していた私達
同時に開催されているオルセー展は混雑しているようですが
平日ということもあり、リュス展はゆっくりたっぷり堪能してまいりました

フランスでのバレエが衰退しつつあった1909年
ロシアの富豪ディアギレス主宰のバレエリュス(ロシアバレエ)がパリにて鮮烈デビュー

ピカソやマティス、コクトーなど、当時パリで活躍していた
前衛芸術家を取り込みながら、新たなバレエスタイルを確立すると同時に
多くの音楽やアートの世界に革新をもたらした総合芸術(だそう)

バレエ好き❤アート好き❤ファッション好き❤にはたまらない
本物のコスチュームを間近に見ることが出来る今回の展覧会では
100点以上のコレクションがデザイン画やポスターなどと共に展示され
当時、多くのアーティストを刺激したかであろう数々が
海を越え、100年以上の時を経て日本へやってきました






















































































































現在のような転写技術もなかったプリントは
まさしく絵画のごとくひとつひとつ手描きによるもの

また、布と布を張り合わせ、パッチワークのようにつくる文様や
職人の繊細で細やかな手の動きが想像出来るデリケートなレース

ガラスやビーズ、スタッズをひとつずつ縫い付けた飾りなど
想像を絶するような細かなディティールは現代も
オートクチュールファッションへと確実に引き継がれていることを確信!

当時のアーティスト達は勿論、現代の多くのデザイナー達の
インスピレーションの元となっていることは間違いありません




















































































































アーティストではない私達は単純に
「きゃ~コレ可愛い❤」とか「見て見て!この色合い・・・きれい!」とか
「この生地は何を使っているんだろう?」とか
「なんかクロエのコレクションにありそう!」
「こっちはマル二だよねえ♪」とか
ミーハーちっくな楽しみ方も存分にさせてもらいましたが・・・(笑)

いつの時代も、手の掛けた物の価値や
美しいものを愛でる気持ちは普遍であるなあ・・・と、しみじみ感じました

貴重なコレクションが間近に観られるこちらの
バレエリュス展は、9月1日まで、国立新美術館にて開催です

当時の一流ダンサーたちが実際に身に着けた
珠玉のコスチュームからまるで息遣いと音楽と共に聞こえてくるようですよ



























2014年8月13日水曜日

眩い偏愛アイテム❤新作編

こんにちは!

毎日暑いですね~!
私はといえば・・・すっかり夏風邪を引いてしまい
そこに万年アレルギー症状も重なり、1週間まったく匂いと味が分からない!という
食いしん坊の私にとってはツライツライ日々が続いております(*_*)

実は体調を崩す直前、イタリアから待ちに待った
Galerie Leriqueのアクセサリーが我が家に到着~♪

なんたってミルコから送られてきた画像を見ただけでの判断&オーダー
長さや大きさ、マテリアルなど、自分のインスピレーションを信じての
注文となったわけですが、実際、微妙なカラーやビジュー
ファブリック等の質感等、実物が画像と微妙に違うのは当然のこと

あくまでも、それを踏まえた上の想像力を駆使したオーダーというわけです
でもそこは2006年、ヴィアレッジョでのミルコとの出会いから早8年!
Galerie Leriqueの前身であるMirko Tomeiブランドの時代から
数多くのコレクション達を見続けてきた、日本一のファンを自負する私は
まかせて頂戴!とばかりに自信満々にオーダー(#^.^#)

いやあ・・・でも本当に、友人として応援し続けてきたのは勿論のこと
少しでも力になれば!と、可能な限りの協力&応援をしてきた私にとって
ブランドの成長はなんとも嬉しい限り

彼自身のその才能と感性、そして多くの人達の協力、愛情によって
少しずつ着実に、Galerie Leriqueは頼もしく進化中でございます♪

と、少々前置きが長くなりましたが・・・
約5か月の期間を経て、やっと手にした美しいコレクションをご紹介させて頂きますね❤

まずはブランドのアイコン的存在でもあるカメオブローチの数々


































 
 
カメオは最もクラシカルなファッションアイテムとして、長い歴史の中
多くのヨーロッパ上流階級の女性たちに愛され続けてきましたが
それは普遍の美の代表として、現在も多くの女性たちを魅了してやみません
 
一流の職人によって生み出される本物の貝のカメオは
勿論、現在も変わらず、とても高貴で高価な特別な存在だけど
そこから現代、ミルコの手によって新たに、身近な存在として
変貌を遂げたコスチュームジュエリーは、Tシャツにだって使えちゃう嬉しいもの
そう!ファッションは楽しまなくっちゃね❤
 
そしてビジューシリーズ
 
 

 
 
 
 
 
 
 
この続きはまた次回❤