2014年5月23日金曜日

美しいものたち

先日、親友と久しぶりに六本木ヒルズ52F、森アーツセンターギャラリーにて
現在、開催中のこども展を観に行ってきました








































親友との付き合いはもう20年以上になりますが
以前はよく面白そうな美術展を見付けては、一緒に足を運んだものでした
今回は何年振りか・・・本当に久しぶり!

ここ何年か、美術館に足を運ぶのはイタリア滞在時がほとんどで
日本で開催される美術展はたまに行く程度

特に親友とは長い間なかなか一緒に行く機会がなかった為
お互い楽しみにしていたイベント

モネやルノワール、セザンヌやピカソなど、お馴染みの巨匠たちの
描くその時代の子供たちは、その子の性格や個性までもが
キャンバスから滲み出てくるようで楽しかった!

絵画をはじめとするアート作品は、その人それぞれの見方、感じ方、とらえ方があり
また、誰に強制されることなく、自分の心のおもむくまま素直に楽しめるもの

絵画そのものは勿論のこと、その時代の子供たちが身に着けている
洋服、靴、装飾品そして室内装飾にも興味津々だった私達

今ではそのひとつひとつがアート作品としての価値がある
どれもこれも手間と時間をかけたものばかり
やっぱり人の手をかけたものは愛おしく美しい

さて!その興味津々だったひとつの「靴」ですが・・・
立派な(?)シューズマニアのひとりでもある私は
100足を超えるハイヒールを所有していたにもかかわらず
ドクターストップの為、泣く泣くハイヒールたちを手放し
一時は以前のような熱~い思いとちょっと違う気持ちの変化がありました

ハイヒールを選ぶ時のような一種の興奮状態に近い快楽のような感情から
自分自身の気持ちを俯瞰的(ふかんてき)な位置から見るというか
少し冷めたとも言える目線と気持ちで選ぶようになりました

ほぼまったくヒールの高さのない超フラットのバレエシューズやサンダル
あきらめきれない悪あがきのウエッジやプラットフォームなど、色々と試してきましたが
結果、一番履きやすい&歩きやすいのは3~5cmの太目ローヒール!
それもプラットの部分に若干の厚みがあること

そしてなによりも、私にとって大事なことは
美しくなければいけない!ということ

どんなに歩きやすい靴に出会ったとしても、美しくなければ
私自身が幸せで楽しくいられないんだということがよ~く分かった!!

人それぞれ考え方や物事のとらえ方には違いがあり
もしかしたら私この考え方をバカバカしいと思う人もいるかもしれないけど・・・
でも!だからこそ、自分の気持ちを大事にしたいと思うわけですよ(^^)

ということで、ここ最近入手した靴たちは、どれもこれも私を大満足させてくれる
珠玉のコレクションといっても過言ではない美しいカラー、フォルム、、デザイン
そしてなによりも足にとって大事な履き心地&フィット感!

まずは・・・色んなカラーとの相性が良いイエローカラーのサンダル MARNI
 



























 
 
それから・・・
































少し紫がかったブルーとベージュが上品なサンダル VERONIQUE BRANQUINHO

どちらも少し厚みのあるプラット部分に太目ミディアムヒールが
私の典型的ギリシャ型の足にピッタリとフィット!
本当に履きやすく歩きやすいい♪


そして長い間、もっとも私が愛用してきたハイヒールのお手本ブランド
Sergio Rossiのスーパーフラットシューズ




















































日本未入荷の頃から愛用してきたSergio Rossiの魅力は
なんといってもハイヒール!ということで
ここ2年程は、残念ながら遠ざかっていましたが
このフラットシューズは、その珠玉のハイヒールコレクションに
勝るとも劣らない美しさ、エレガントさ

こういうブランドシューズたちは、お値段も含め贅沢といえばそうですが
かつて子供たちが描かれた時代のごとく
工場で大量生産された物とは明らかに違う職人技を駆使したもので
今だ手仕事への敬意と誇りが感じられる美しきコレクション
私はやっぱり好き❤

というわけで、今後も是非!Sergio Rossiにはローヒールコレクションを
増やしていってもらえたら嬉しいなあ❤






























































2014年5月14日水曜日

甘酸っぱい思い出と明日

おはようございます!

先日、青春時代を一緒に駆け抜けた懐かしい同期に再会を果たしました!
今回は4人だけでの再会でしたが、そのうちの一人とはナント20年ぶり!!
18才の甥っ子の生まれる前なんだから本当に月日のたつのは早いものだと
しみじみと感動したわけですが・・・(^^)

話は尽きず、音楽学校時代から歌劇団時代までの面白エピソードが
次から次へと思い出され、爆笑につぐ爆笑の楽しい時間を過ごすことが出来ました

つくづく思うのは、これだけ育ってきた環境や考え方や好み
年齢まで違う仲間が(音楽学校入学資格は中卒から高卒の為、同期の中でも年齢差あり)
「舞台」という目的のもと偶然出会い、懸命にひたむきに
切磋琢磨して過ごしてきた時間というのは何ものにも代えがたい貴重な存在ということ!

誰もが気後れや遠慮することなく、自分の考えや意見を堂々と表現出来るというのは
実はこの小さな島国、日本にとってはとても難しいことだと思う

それは社会に出ればなおさらで、大人になればなる程
難しい現実の中、衝突もするけど、相手を信じ、リスペクトしながらも
徹底的に自分を表現出来るのは素晴らしいこと!

そんな仲間と過ごす時間は本当に楽しく、愛おしいものでした
イヤ~、ホント!皆、芯のある素晴らしい生き方を貫いている!
皆、ありがとね!愛してるよ~❤

さて!話題は変わり・・・前回、お知らせしたイタリアの友人ブランド
Galerie Leriqueのアトリエ新装オープンを記念してのパーティーは
多くの友人達からの祝福を受け、大盛況のうちに幕を閉じたよう

ミルコの世界観を形にしたその美しいアトリエは
トスカーナの小さなアーティスト村Pietrasantaに位置し
天井まで届く高い窓からは、イタリアの太陽が燦々と注ぎ込み
テラコッタの床に照らし出される木枠の窓影が柔らかい雰囲気を演出









































その魂の籠った美しいアトリエでは
花のようなコレクションたちがお客様をお出迎え
















































































ああ・・・たまりません!
なんて美しいのでしょう・・・

彼が念入りに選んだ小道具のひとつひとつまでもが完璧な世界観を表現!
なあんてね、まるで見てきたかのように言っておりますが
残念ながら勿論、現地には足を運んではおりません(^.^)

行けない私の為にもミルコはちゃんと招待状は送ってくれましたが
おめでとう&喜びの気持ちはパーティー当日、電話で伝えさせてもらいました

パーティーの準備に余念のなかったミルコも、日本からの電話に
「お前はなんて可愛いやつなんだ!」と、とっても喜び、感激してくれましたよ♪

ミルコと出会った頃の本当に小さな小さなアトリエ時代から
3度のお引越しを経て、ブランドの成長を見てきましたが
あの頃の手作り感満載の優しく甘酸っぱい空間が思い出されると同時に
今現在、世界中のセレクトショップでの取扱いに加え
我が日本でも直接手に取ってご覧頂けるようになったことが嬉しい!

もっともっと成長していって、日本の雑誌などの媒体にも
取り上げていってもらえるようになるのも、そう遠いことではないかも・・・??

Viva Galerie Lerique!!! Viva Mirko Tomei❤❤❤



















































































2014年5月2日金曜日

アーティスト村での新たなスタート

こんばんは!

皆様にはお馴染みのイタリアの友人デザイナー、ミルコのブランド
Galerie Leriqueがいよいよ明日、新なスタートを切ります!



























以前、所属していたヴィアレッジョのカンパニーから
小さな山間の町ピエトラサンタに本拠地を構える新カンパニーに移籍
ブランド飛躍の為の新たなスタートを切ることになったわけですが・・・

今年1月に私が訪ねた際は、ちょどお引越しの準備中ということもあり
なかなか新しいコレクションを入手することは難しく
帰国後、ミルコから送られてくるリストと画像を頼りにオーダー!

オーダーから約1ヶ月
首を長~くして新作コレクションの到着を待っているところというわけです
(コレクションが到着した暁には、こちらで紹介させて頂きますね❤)

さて!皆さんは、Pietrasanta(ピエトラサンタ)って
町の名前を聞いたことはありますか?
ヴィアレッジョからも車で15分程で到着するこの小さな町は
別名アーティスト村と呼ばれる通り、世界中から多くのアーティストが
住居と工房を構えるアーティストたちの町

ほんの10分もあれば見て回れる小さな町の中心ドゥオーモ広場には
城壁に囲まれた古い町並みとは対照的な前衛彫刻がいくつも置かれ
そこに住む地元の人たちの生活音と色んな国の言葉が交差する
小さな小さなトスカーナを代表する国際都市


 



そんなアーティストの町、ピエトラサンタにミルコのアトリエを新装オープン!
アトリエの完成途中の様子はFBなどにアップした画像からも
伝わってきてはいましたが、さてその完成はどんなものになったのかとっても楽しみ♪

現在、日本では全国のBEAMSで取扱いのあるGalerie Leriqueですが
来季も継続することが決まり、どんなコレクションが店頭を飾るのか
是非!楽しみにお待ち頂きたいと思います

明日のスタートが、ミルコにとって素晴らしい門出となるよう
遠い日本からエールを送り、さらなる進化を❤
美しい未来を❤心から祈っているよ~♪