2013年3月28日木曜日

魅了される東洋の伝統と西洋の交差点ファッション

こんにちは!

前回アップするはずだったイタリア映画についてのブログを
編集の途中で削除してしまい、あっ!と思った時にはす~っかり消えてしまい
ショックに打ちひしがれた私ですが・・・(苦笑)
気を取り直して!

昨日、雨の中行われた歌舞伎役者による銀座お練には感慨深いものがあり
懐かしい懐かしいあの歌舞伎座が以前の美しい姿をとどめて不死鳥のごとく蘇った
ことを喜ぶと同時に、團十郎さんや大好きだった勘三郎さんがいなくなってしまったことを
胸がしめつけられるように改めて思い知らされた瞬間でもありました




















歌舞伎の2大看板役者をなくしてしまったことは、歌舞伎界のみならず
日本の演劇界にとっても、大きな損失と絶望感を伴ったことでしょう
でも!だからこそ、海老蔵くんにも勘九郎、七之助くん兄弟にも是非ここは頑張ってもらい
新しい歌舞伎座と共に歌舞伎界を引っ張っていってもらいたい!と心から願うばかりです

考えてみれば、亡くなった勘三郎さん(勘九郎時代)や現、三津五郎さん(八十助時代)たちが
中心となって、浅草公会堂で花形歌舞伎を大いに盛り上げていたあの頃
まさしく今の海老蔵君や勘九郎くんたちの年代だったわけで・・・
お父様たちに出来たことが、名門の血を引く彼らに出来ないはずがない!!と信じ
これからの歌舞伎の未来を楽しみに、応援していきたいと思っています(^_-)-☆


さて!お話はガラリと変わって・・・
本の整理をしていた時に出てきたタイのガイドブックをペラペラとめくるうちに
もう随分前、親戚がバンコクに家族で駐在していたこともあり訪ねたタイで
出会ったイケてるタイブランドを思い出した!!

私が滞在していた1週間、ちょうど雑誌ELLE主催のファッションウィークに重なったこともあり
沢山のタイブランドに出会い、そのレベルの高さと彼らが生み出す独創性など
ファッション好きの私には新鮮な驚きと共にたまらなく楽しい1週間でもありました♪

今回、その時に購入したいくつかのタイブランドの中でもタイの伝統的な手刺繍や
少数民族に伝わる民族衣装、ディティールなどにこだわったブランドISSUEをご紹介!

残念ながら私がバンコクで出会った6、7年くらい前から状況は変わらず
現状、日本での取り扱いはないようですが、久しぶりにチェックした
今季2013年春夏コレクションが素晴らしくキュートだった♥



















































































































































































キュートでポップな色彩とデザインは、私の愛用するイタリアブランドMSGMにも
通ずるところではありますが、ISSUEブランドがこだわってきたタイならではの
手仕事によって生み出される美しい刺繍や織物に是非!注目して欲しい!

タイには多くの少数民族が存在し、各民族によって受け継がれる伝統文化や衣装があり
お互いがそれぞれ、文様や色に意味合いを持ち、共存しているということもあり
ISSUEが当初からこだわってきたタイならではの美しいディティール



























































































それはバッグやシューズなんどのアイテムにも存分に生かされ
その贅沢さはISSUEならではといっても過言ではない程

実際、バンコクのショップで初めて目にしたISSUEブランドのコレクションは
どれも圧倒的な存在感と魅力で、私にとっての忘れられないブランドとなりました

ISSUEをはじめとする魅力的なタイブランドは、そのほとんどが日本未入荷

私が購入したタイブランドのものもブランドタグがタイ語のみだったり
品質表示のタグは付いていなかったりと、まだまだ世界に進出するには
時間がかかりそうですが、自分だけの魅力的なブランドを探すのも楽しいもの♪
ゴールデンウィークや夏休み、タイへご旅行の予定がある方はチェクしてみて下さいね♥

ちなみに!ISSUEのメンズもかなりイケてる!(と私は思う(^_-)-☆)
ファッション好きのメンズの皆さんも
タイに行かれた際には是非!チェックしてみてはいかがでしょう?




















































































2013年3月15日金曜日

やってきた!イタリアの風を感じるジュエリーシューズ

イタリアが生んだ宝石のようなラグジュアリーシューズブランドConspiracy
そのシューズは、太陽のようなおおらかで甘い笑顔と、圧倒的な存在感をもって
見る者の心を魅了せずにはいられないコケティッシュで攻撃的なブランド

その始まりは、以前VOGUEで紹介された小さな記事から!
早速サイトへ飛び、その圧倒的な魅力にはまった!!

特に!私が思わずテンションが上がった最初の傑作コレクションがコレ!


























その名も気高き島「Sicilia」(シチリア)

このネーミングのセンスにもやられた!!
イタリアは日本同様、タコを食す数少ない国のひとつであるけれど
特に南の島シチリアでは食文化として愛されている海からの贈り物
そのタコをヒールに絡みつかせる発想といい、ネーミングの妙といい
抜群のセンスではありませんか!

これは早速、VOGUEブロガーとして圧倒的な人気を誇る
我がムカデ会会長であるLuluさんに報告~♪と
FBにこのサンダルの画像を貼り付けて
「Luluさん、お好きでしょ?」と、プレゼント(笑)

そこから私はこの作品が好きだ♥ コレが履いてみたい♥と
大いに盛り上がったんですが、Luluさんの素晴らしいのは
そこからブランドへのコンタクト、VOGUEにブログをアップするまでのスピード!!

あっという間に魅力的な記事でConspiracyを紹介!
その時のブログは、是非!コチラをご覧頂きたいと思いますが・・・

今回、そんなLuluさんからの嬉しいお誘いで、日本橋高島屋さん2Fスペースの
リニューアルオープンに伴い、展示が実現した珠玉の宝石シューズたちを
たっぷりと堪能させて頂くことが出来ました
















































































未来的な宇宙を思わせるメタルのベースに本物の珊瑚や半貴石・・・

















































































オスだけが許されるゴージャスな孔雀の羽を女性のシンボルであるヒールに用い・・・










































泡となって消えた人魚姫のように甘く優しい淡水パール



















































































絡みつく刺や攻撃的なスタッズを使ったコレクション・・・


こんなアート作品のような美しいシューズがガラスケースに1足づつ展示!


































憧れだったこちらのシューズたちは今回、残念ながら展示のみ!ということではありますが
シューズマニアならずとも是非!一度は実物をご覧頂きたい美しいコレクションばかり

今回、特別展示と共にリニューアルオープンした2Fには
ファッショニスタ垂涎のブランドもかなりのアイテム数と共に
広々とした空間で展開しておりますので、そちらのチェックも
今回のLuluさんのブログと共にどうぞお忘れなく♥

























































































































































































































































2013年3月12日火曜日

花咲くガールズ下着トーク

私にとって6回目の出演となった「午前1時のシンデレラ」のラジオ収録が
先日、三軒茶屋キャロットタワー26Fにあるスタジオキャロットで行われました


今回、4月からの番組内容の変更に伴い、初めて座談会という形での収録!
4名の女性が集まって、おおいに盛り上がったテーマは「下着」
女性にとっての下着は、日常の生活に必要不可欠なものでもあり
ひっそりと、また大胆にとびきりのおしゃれを楽しめるマストアイテム





























座談会ではその日身に着けていた下着の色、デザイン、ブランドの話から
これまでの失敗談、選ぶ際のポイントやこだわりや楽しみ方など
番組パーソナリティー、伊藤みつよさんの楽しく巧みなリードによって進行!
ガールズトークは、すっかりカフェでの女子会気分となりました♪

お話が盛り上がれば盛り上がる程、女性が下着にかける情熱や想いは
熱く、深~いものがあるな♥と実感!!(^_-)-☆

そして皆さん、一度は通ってきた共通の道は(失敗も含め)
美しい美しいヨーロッパの芸術作品のような下着たち











































ヨーロッパの美しい下着たちは、魔力のような魅力に溢れ、日本人体型には合わない!
と分かってはいながらも、どうしても手に入れたい!身に着けてみたい♥アート作品


着物という平面と直線を美しいとしてきた日本女性の感性と
凹凸のあるグラマラスな体型を強調することを美しいとしてきた欧米の感性では
作るものにも大きな違いが出てくるのは当然のこと!
その証拠に、イタリアの友人たちが最も惹かれる究極のアイテムがコルセット!






























勿論!我らがミルコのブランドGalerie Lerique
ず~っとコルセット&ビスチェにこだわってきた!






























































イタリアでは、美術館や街中で見られるマッチョな彫刻とは対照的に
最も崇められる対象として、古代ローマ時代より、少々グラマラス過ぎる程の女性の裸体が
多くの画家や彫刻家の手によって生み出され、人々に愛されてきましたが
時代の流れと共に、さらにウエストをぎゅっと絞った細い腰が女性の美の象徴となり
男性、女性共に大歓迎!そうあって欲しいと願うくびれた美しい腰♥


我が日本でも、最近やたらに通販番組やCMで耳にする「くびれ」という言葉!
全女性の憧れ!み~んなが目指すところ!
でもだからって、日本でコルセットやビスチェが堂々と人様の目触れる
ファッションアイテムとして認知され、承認されるのにはまだまだ時間がかかる・・・


私もミルコのブランドGalerie Leriqueのそれはそれは美しい
ビスチェ&コルセットを所有していますが、イタリアで友人との外食に1回
日本でイベントがあった際に2回身に着けた以外は残念ながら着用の機会がないまま
コレクションアイテムとしてクローゼットに掛けられたままの状態




 









 





















そしてそんなGalerie Lerique最新コルセットコレクションはコレ!










































楽しい~♪ でしょ?(^_-)-☆


実際、コレを着けるのも大変なら外すのも大変!
おまけに座っているだけでも締め付けがきつくなる上に、食事なんてしたらもうそりゃあ大変!
だけどイタリア人は絶対に美しさの方が優先する!!


それって物づくりの際の精神や考え方の違いにもとても似ていて
もし日本だったら、1mm変えるだけで見た目は良くなるんだけど
耐久性や正確性に問題が出るとしたら、絶対に正確性を大事にするでしょ?
イタリアはその反対で、デザインがこんなに美しいのだから
多少の正確性や耐久性はしょうがないんじゃい?という考え方になる


そういう考え方や捉え方の違いが大きな文化の違いとなって表れるところが
とっても興味深くって面白いところなのよね!


コルセット以外の下着についてもそう!
イタリアは芸術作品のように美しくって繊細、デザイン性に優れた物が多いけど
耐久性や縫製については残念ながらまったく期待しない方がいい
それを踏まえた上で、特別な日に美しい下着を身に着けて女っぷりを上げるのもいいし
自分だけの密やかな楽しみとして、洋服以上に気を配るのも素敵なこと


実際、イタリアの女性たちは、たとえ洋服はリーズナブルなものを身に着けても
下着には手間もお金も惜しまないというのが一般的な考え
自由に大胆にそしてキュートにセクシーに思いっきり楽しんでいる!


へえ~そうなの?イタリアの女性って、いつも下着にそんなにお金をかけてるの?
という日本女性の皆さんの素直な疑問が聞こえてきそうですが・・・
勿論!イタリア女性だって、そうそう毎回高級下着を購入することは難しい・・・
そんなイタリア女性の強~い味方が、イタリアに行かれたことがある方なら
一度は街中で目にしたことがあるであろうIntimissimiという下着ブランド


日常気軽に身に着けられるシンプルなデザインからレースがゴージャスなセクシー系♥
ストッキングやタイツ、キュートなパジャマ、Tシャツや胸のラインが美しく見える
カットソーなどのトップス系まで揃えるカジュアルでお手頃なブランド!
こんなのあったらいいのにな♥という女性のツボをよくおさえた商品構成と
イタリア国内に圧倒的な店舗数を展開するイタリア女性に大人気のお店
イタリアに行かれた際は是非!一度のぞいてみてはいかが?
勿論!本格的ではないけれど、コルセット風の下着もちゃんとありますよ~♪


そんなこんなのお話も盛り込まれた下着がテーマの放送は
4月5日(金)25時からFM世田谷「午前1時のシンデレラ」でお楽しみ下さいね♪


























































































2013年3月5日火曜日

魅了される刺と毒

Shouroukというアクセサリーブランドをご存知ですか?
世界中で大ヒットした映画「SEX AND THE CITY2」の中でサラジェシカ・パーカーが身に付け
またVOGUE JAPANのアンナ・デッロ・ルッソも愛用しているパリ発のブランド
デザイナーはパリ在住のチュニジア人女性のShourouk Rhaiem




















ロベルト・カヴァッリ、ジョン・ガリアーノ、クロエなどを経て
2007年に自身の名前のアクセサリーブランドを立ち上げ、スワロや刺繍
ビーズなどを組み合わせ作る彼女のアクセサリーはオートクチュールの為
オーダーから手元に届くまで、数ヶ月を要するという贅沢なもの
数ヶ月前のVOGUEで、アンナが紹介しているのを見てとっても気になっていた私♥
コレクションはどれも大変手の込んだ物ばかりで、そんな職人の技が、手仕事が
感じられるところも私のハートをがっちりと掴んだ理由のひとつ











































まさしくカフタンを思わせるようなエキゾチックで妖艶な美しい色彩と
KAWAII文化をいち早く受け入れたパリの洗練された遊び心が混じり合い
それによって生み出される彼女のデザインは、それひとつでの存在感は勿論のこと
盛って盛って盛りまくるのもゴージャスで楽しい身に着け方
アンナもたっぷりとゴージャスに盛ってます!!








































写真で身につけているブレスレットや・・・



































ひとつは手に入れたいゴージャスなネックレスたち
























私がとても惹かれたのは、彼女が組合わせたパーツが雪の結晶のように
丸みを帯びた中にも、針のような・・・トゲのような・・・ちょっと毒が感じられるところ


女性って、身体のラインや言葉、話し方、表現方法が丸みを帯びていたとしても
実際、内面には色んな刺を持っているようなところがある生き物でしょ?(笑)
デザイナー自身は実際、そんな意図はないかもしれないけれど
女性ならではの、彼女の持って生まれた感性が作品に反映されているように思う


さらに自由で絶妙な色合わせは、彼女のルーツであるアフリカ大陸チュニジアの大地に
照りつける強い太陽の元、咲く花のような強い生命力とパワーが感じられるもの


そしてこれをデザインするデザイナーの才能は勿論のこと、それと同時に
私が感動するのは、デザイナーの感性を見事に形にする職人さんの技!


以前、ちょっとしたお仕事で同じような経験をしたことのある私は
こちらの意図を確実に伝え、形にしてもらうことの難しさをイヤという程知っている(笑)
作り手たちの感性や技術がすべて集結してこその美の表現、形!見事です!


Shouroukのコレクションは勿論、日本のセレクトショップやサイトでも購入可能ですが
私が見たところ、各サイトでお値段が違うみたい・・・
どうしてもコレが欲しい♥という日本未入荷のものに出会ったら
彼女のサイトに直接オーダー、数ヶ月を楽しみに待つのもいいかもしれないですね!